漢方薬の副作用

数日前にテレビで漢方の話があったようで、当院でも新患の方が増えてきました。長年漢方を飲んできた方はおわかりですが、新患の方は漢方薬には副作用がないと思っている方が結構多いようです。
有名な副作用は、一時期新聞でも報道されたので記憶にある方も多いと思いますが、小柴胡湯の薬剤性肺炎や肝機能障害があります。小柴胡湯に含まれる黄ゴンに対するアレルギーが原因ではないかと言われています。このような重篤な副作用の発症頻度は低いのですが、案外多い副作用に下痢と胃のもたれ感があります。下痢は、下剤としての働きのある、大黄や芒硝、また下剤ではないのですが地黄、麻子仁、山梔子などが含まれている漢方薬で多くみられます。胃のもたれ感は、麻黄、地黄、滑石、桂皮などが含まれている漢方薬で出やすい症状です。
診察時に、なるべく副作用が出ないような処方をお出ししますが、もし副作用が出た場合には、なるべく早めにご連絡下さい。服用方法を変更すると治まる場合や処方を変更するとよい場合があります。

“漢方薬の副作用” への2件の返信

  1. 私もそのテレビ、最後だけ見ました。
    漢方を煎じるとき、弱火でゆっくり煎じたほうが、養分がしっかり抽出されるといってました。
    うちのガス台、弱火にすると消えてしまうので、中火くらいで煮出してました。でも、その番組を見てから、弱火の限界に挑戦するようにしています。
    なんだか味もまろやかになったような気がしました。

  2. みゆさんコメント有難うございます。私はそのテレビは残念ながら見ていません。
    煎じ方の基本は弱火ですが、どのくらいの弱火という定義はありません。実際には40分~50分で最初に600ml入れた水分が半分になる火力となります。当然、ガスコンロの火力や気温、湿度などの影響がありますので、いつも同じとは限りません。また、薬の種類によっては別の煎じ方をする場合もありますので、疑問がある場合にはお問い合わせ下さい。

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